鉛含有はんだに関するおもな法案状況を右表にまとめました。
1990年代初頭にアメリカの鉛規制法提案に始まり、その後法律の施行や指令に関しては、先にヨーロッパが成立させました。このスピードの差に関してはアメリカのような広大な国土を有する国家とEUや日本のように限られた国土内で産業廃棄物を処理する国家のリサイクルや環境負荷に対する考え方の違いによると思われます。特に鉛の使用規制に関してはEUにおけるWEEE/RoHS指令が今後の電子業界の必須事項になってきます。WEEEに関しては日本における家電リサイクル法に相当し、下表の10ジャンルすべてに該当します。RoHSに関しては有害元素の使用規制にあたり、「8」「9」のジャンルを除くすべてに課せられます。現在、技術的に代替不可能な部品や材料、「8」「9」のジャンルや通信の基幹インフラとしての交換機やサーバは除外項目に当てられていますが、技術の進歩や代替材での信頼性が確認できれば除外項目から外れることが予想されます。指令はあくまでも最低ガイドラインであり、最終的には国ごとに多少の差が生じる可能性があること、さらに前倒しで法制化する国があるかもしれないので今後も注意が必要です。 |
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| 年代 |
法案 |
国 |
| 1991〜1993 |
S.391,S.729;Lead Exposure Reductaion Act
はんだ中の鉛を0.1%以下に規制
→最終的にエレトロニクスに用いるはんだは除外 |
アメリカ |
| 1997〜 |
Enviromental Quality Objectives (審議中)
すべての鉛を禁止。2020年頃から?
2003年には見直しをする |
スウェーデン |
| 1997〜1999 |
Lead Ban
鉛を含む製品の輸入禁止
CRTと電子部品は除外
2001年より段階的に施行 |
デンマーク |
| 1998〜2003 |
EU指令;WEEE,RoHS(2003年初頭に成立)
鉛含有はんだの使用禁止 |
EU連合 |
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