棒・線はんだ
アルミ対応 K4S
電解腐食を防止
アルミ材とはんだの間で生じる電解腐食を、添加元素によって防止し、高い接合信頼性を実現します。
高い接合信頼性
●腐食寿命試験
2枚のアルミ板をはんだ付け後、40℃の人工海水中に保管してはんだ剥離が発生するまでの時間を測定
高い作業安定性
アルミワイヤの端末処理で特に問題となる、ドロスの発生を抑制します。はんだ槽の入れ替え回数を減らし、作業効率を確保します。
アルミによるドロスの軽減
●はんだ付け量産性試験
長時間、安定したはんだ付けが可能
槽温度:400℃
アルミワイヤに対応
エアコンのコンプレッサなどへ急速に普及するアルミワイヤの、ディップ槽による端末処理に利用可能です。
アルミワイヤの端末処理に対応
●アルミワイヤと銅ワイヤのはんだ付け例
対応はんだ合金 | K4 (Sn:残部 / Ag 3.5 / Ni 0.2) |
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固相線温度(℃) | 220 |
液相線温度(℃) | 348 |
引張強度(MPa) | 43.3 |
伸び(%) | 38.1 |
ビッカース硬度 | 16.4 |
電気比抵抗(µΩm) | 0.153 |